小諸東中3年の美齊津岳さんと芦原中3年の大森玲花さんが、18日(木)から福島県で開く全日本中学陸上競技選手権大会に出場する。2人は幼なじみで出場種目は異なるがライバルとして切磋琢磨してきた。
美齊津さんは400㍍に出場する。県大会では200㍍で1位になったものの、タイムで見ると全国9位の記録。400㍍は2位だったが「上位を狙えるタイムだったので、この種目での出場を決めた」と話す。「全国ではベストタイムの51・13秒をさらに縮めて8位入賞を目指す」。
大森さんは昨年に続き、100㍍ハードル、走り高跳び、砲丸投げ、200㍍の四種競技に出場する。練習に熱中するあまり、今年4月に座骨を疲労骨折し、一カ月間は休養して回復に専念。ケガを乗り越えて出場した県大会では、自己ベストの2717点で優勝し、「ライバルがいたから強くなれた。得意のハードルで得点を伸ばし8位入賞を目指す」と意気込む。