佐久薬草研究会（碓氷肇会長）の「薬膳料理教室」は19日、岸野農村環境改善センターで開いた。
同会が春と秋の年に２回企画している教室。春は講議のみだが、秋は「家庭で手軽にできる薬膳料理」をテーマに実習を行っており、今年は管理栄養士の柳澤素子さんを講師に、「大根菜のまぜご飯」「エビシュウマイ」など４品を調理した。
参加した会員たちは手際良く調理を行い、最後は全員で４品を試食。試食会に参加した同会の碓氷会長は、「毎年、どんな料理が出るのか楽しみ。今年の品も大変美味しかった」と笑顔を見せた。
同会の会員は現在１９７人。毎年５月に開くバルーンフェスティバルで薬草茶の提供をしたり、一般も受講できる「薬草とハーブに親しむ集い」などを企画しており「そうした企画を通じて、若い会員も徐々に増えている」という。
和気あいあいの調理風景
彩り豊かな４品の料理
