佐久市中込の大立庵は14日、隣の中込第一保育園の園児と職員合わせて約50人を招き、お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」の法要を行った。
花まつりは本来4月8日に行うが、行事の多い4月を避け、毎年1ヵ月遅れの5月に企画している。この日は、坂手要遵住職が、「見ている人がいるから良いことをするのではなく、人が見ていなくても良いことをしてほしい」と経典の中からわかりやすく教えを話した後、園児たちの健やかな成長を願って祈願。子どもたちは順番にお釈迦様の像に甘茶をかけた。
40年以上続く行事で、「寺に来たことを覚えていてもらうためにも話の内容を工夫していきたい」と坂手住職。

さ・大立庵花まつり