3百年以上の歴史がある「野沢祇園祭」は23、24両日開き、多くの見物客でにぎわった。
野沢地区の各区から選ばれた8人が二人一組で青龍、朱雀、白虎、玄武を担いで本みこしを先導。威勢の良い掛け声と共に出店が並ぶ商店街を走り抜けた。その後、本みこしが本体を大きく左右に揺らしながら登場すると観客から拍手が起こった。
大伴神社の当番祭事係の片井忍さん(44)は、「今年は大人に交じって高校生5人が担ぎ手として参加。最初から最後まで責任を持って四神を担当してくれた。真剣な表情の担ぎ手を見ているうちに、感極まった」と振り返った。

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