臼田小3年生31人が、佐久市美里の畑でジャガイモを収穫した。佐久市やJA佐久浅間、佐久総合病院で作る「佐久市有機農業研究協議会」(夏川周介会長)が取り組んでいる農業体験学習の一環で、同協議会が管理している実験農場で10年以上続いている。
ジャガイモは今年4月に種イモを植え、草刈りなどを行い大切に育ててきた。大きいジャガイモを見つけると「でかい」、「こっちにもあった」と声を上げながら丁寧に収穫。この日は地域住民と佐久総合病院の研修医も参加した。ジャガイモは学校に持ち帰り、親子レクレーションで調理して食べる予定。
川妻千将農場長(72)は「種イモから育てることで、野菜も生きていることを感じてもらい、育った野菜を食べて体が大きくなることを学んでほしい」と話していた。

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