底辺拡大へ有志が企画 26日からスタート
「認知症予防や子どもの学力向上に役立ちますよ」―。佐久市の長土呂公民館を会場に囲碁教室を立ち上げようと、地元有志が広く参加を呼び掛けている。対象は子どもからお年寄りまで。29日(土)に第1回目の教室を開く。
日本棋院長野県本部の東信本部長を務めている竹内仁さん(74)らが中心となって企画。竹内さんは、小諸市の「囲碁の里小諸づくり委員会」の役員も務め、毎週開く教室の運営にも携わっているが、「佐久市にも同じような教室があってもいい」という要望が高まってきたことから、地元での教室開催を決めた。
同区は佐久市最大の2100世帯、4900人という規模だが、「区民を中心に、佐久市全体から集まってもらえるよう楽しい教室にしたい」と竹内さんは話している。
29日は午後1時から3時まで行い、以降は毎週土曜日の同じ時間帯で開いていく。事前申し込みは不要。会場費として1回百円。小学生以下無料。
問い合わせは竹内さん(電話0267・68・6401)。