小学生30人を招待
大人と一緒に「乾杯」
佐久市西本町区(岩崎哲夫区長)にある諏訪神社(楜沢茂総代)で14日に開いた春の例祭は、区役員のほか地域の小学生約30人など、多くの区民が参加してにぎやかに開いた。
同区の諏訪神社は、地区公会場の奥にあり、昭和44年に当時の区長らが諏訪神社下社から勧請したとされる。例祭は毎年春と秋の2回行っており、春は区民が安心安全に暮らしていくことや商売繁盛を祈願している。秋は1年無事に過ごせたことへの感謝の気持ちを込めて行う。
多くの地区で神社の例祭は総代や区役員が参加するのみという中、同区の例祭は3年前から子どもたちを招待。今年は特に、例祭後に行った直会の乾杯の場に初めて小学生も参加した。
楜沢総代は、「子どもたちは将来の貴重な力。こうして例祭に参加したことも思い出として強く残るのではないか」とにこやかに話していた。