小諸高吹奏楽部(石倉雄太部長)は、7月末に開いた長野県吹奏楽コンクールで金賞を受賞。27日(日)に長野市のホクト文化ホールで開く東海吹奏楽コンクールに駒を進めた。東海コンクールへの出場は、これで8年連続。
コンクールに出場したのは全部員中55人。演奏曲は『メタモルフォーゼ―吹奏楽のための』で、5つの課題曲から選んだ1曲。顧問の高砂佑介教諭は、「5曲のうち最も難しい曲だが、技術の高い部員が多いのでより高い壁を乗り越えてもらいたい」と同曲を選んだ。石倉部長は「音を並べること自体が難しい曲だけに、しっかり演奏できた時の喜びも大きい」。
東海コンクールで3位以上になると全国へ進めるが、これまで全国出場の経験はなく、昨年も4位だった。石倉部長は「県大会で見つかった課題を克服し、東海大会では自分たちの持つ力を出し切りたい。そうすれば結果もついてくると思う」と意気込んでいる。