1月から夕方のサインメロディーに
小諸市が今年初めて実施した「音楽のまちこもろ作曲コンクール」で、美南ガ丘小3年の吉田優那さんの作品『あかるい1日』が最優秀賞に選ばれた。来年1月から、今年の防災行政無線で夕方5時に流すサインメロディーとして採用される。
小学1年から高校3年生までの34人が応募。予備審査で優秀作品6点、佳作7点を選出。優秀作の中から、吉田さんの作品を選んだウィーン少年合唱団芸術監督のゲラルド・ヴィルドさんは、「主旋律がシンプルで、その度に異なる展開をみせている」と評価。あす23日(土)に小諸市文化会館で開く市民音楽祭で発表する。
県内唯一の音楽科がある小諸高のほか、野岸小や美南ガ丘小など全国レベルの音楽イベントで活躍する小学校もあり、「音楽のまち」としての素地を生かして音楽文化を発展させようと、市内の小中学生を対象に初めて実施。小泉俊博小諸市長は、「次回の最優秀賞は昼のサインメロディーに採用したい」と話している。
▽最優秀賞
吉田優那(美南ガ丘小3年)
▽優秀賞
久保れみは(東小1年)
坂中美結乃(東小3年)
町田佳保(芦原中1年)
山﨑美徳(小諸高1年)
宮坂佳奈(小諸高3年)
▽佳作
葛城由布姫(水明小3年)
酒井響基(美南ガ丘小6年)
成澤美帆(小諸東中3年)
竹田理紗(小諸東中3年)
土屋大樹(上田高2年)
小泉なつみ(小諸高3年)
石倉雄太(小諸高3年)