小諸市森山区の大運動会は1日に開き、約4百人の区民が集まって、秋晴れの下で区民交流を楽しんだ。
同区公民館(塩川芳浩館長)の主催。同区に8つある隣組を基本に11チームに分かれ、得点を競った。5人1組で行う「百足競争」や、リンゴを向いた皮の長さを競う「細く長く」といった、体力ばかりを必要としない競技も多く、子どもからお年寄りまで、参加者の誰もが楽しんでいた。塩川公民館長は、「今年は天気がとてもよく、大勢の区民が参加してくれてよかった」と話していた。
運動会に向けては、チームごとに各競技の参加選手を決める事前会議を行うなど、区にとって運動会は文字通り地域をあげて取り組む秋の一大イベントだ。また、全競技終了後に、参加者全員で「森山音頭」を踊り、和やかな雰囲気の中で幕を閉じるというのも特徴の一つとなっている。