佐久市横根区の「公民館祭り」は11日開いた。
毎年、同区公民館(楜沢宏二館長)が主催し、農閑期の2月に開く恒例の催し。区民による作品展示(約60点)のほか、日本舞踊や、平根小横根支部児童会による合唱など多彩なステージ発表もあり、多くの区民が日頃の活動の成果を披露した。
また、「子どもたちにも会場に足を運んでほしい」とビンゴ大会を初めて企画。菓子や日用品などの景品が用意され、子どもたちは、次々と読み上げる数字に耳を傾けながら、歓声を上げた。
同区の戸数は約180戸。空き家も目立つ一方で、「農地だった場所に新しい家が建ち始め、徐々に戸数が増えている状況」と楜沢宏二公民館長(63)。「横根区は、楜沢、渡辺、関口姓が多いが、区外から世帯が新しく居を構えることで、これまで区にはいなかった珍しい名字の区民が増えるのも楽しみの1つです」。