小諸市本町のほんまち町屋館で20日、ちりめんで干支を作る体験教室が開かれた。3月4日(日)まで開いている「北国街道お人形さんめぐり」に合わせて企画。イベント実行委員の塩川由美子さん、掛川久江さん、掛川和子さんの指導で参加者18人は20㌢ほどの「張り子犬」を仕上げた。
「完成度の高い作品を仕上げて達成感を味わってほしい」と、背中に乗せる飾りなどは役員らが事前に用意。緑川啓子さん(67)=六供=は「1日で完成し、作る楽しみが味わえるのが魅力」と話していた。
教室は3月1日(木)にも開き、午前10時からつるし飾りの「椿」(参加費1500円)、午後1時から「柿」(同1000円)を作る。
事前申し込みが必要。問い合わせは塩川さん(電話090・8328・7294)。
また、町屋館2階では本町区まちづくり推進協議会などが大正時代の商店の写真など展示。「古き街並みを再発見してほしい」と来場を呼びかけている。