佐久市前山の貞祥寺は、新入学児童を対象とした「入学児童祈願祭」を行った。 同寺の仏教婦人会(田村善子会長)が主催。新入学児童の健康と勉学増進を願う法要で、今年は子ども20人と、保護者が参列した。 子どもたちはそれぞれ火の灯ったろうそくを手に、仏前に献灯した後、住職の読経の中、順番に焼香。最後に米粉で作った「やしょうま」と呼ばれる菓子を味わった。 同会の田村会長は、「60年近く続く行事。少子化で参加人数が少ない年もあるが、子どもたちが安心して学校生活を送れるように行っている」と話していた。