森角建材店の森角忠さん(67)が鼻顔稲荷神社の近くで管理する約6千平方㍍の「おもいつき農園」でミズバショウが見ごろを迎えている。今年は暖かい陽気が続いたこともあってか「例年より10日ほど早い」という。
佐久市でも観賞できるようにしたいと、森角さんが15年ほどかけて育てたミズバショウは7百株余。育った株から種を取り、数年かけて育ててからまた農園に移すことを繰り返して数を増やしてきた。
同農園には周辺住民が足を運ぶ姿も多いほか、森角さんは「東京から見に行きたいという問い合わせもあった」と口コミの広がりに驚く。見ごろのピークは今週末頃。春から夏にかけてはサクラやホタルが楽しめるスポットでもあり、森角さんは「多くの生き物が育つこの環境を維持していきたい」。問い合わせは森角さん(電話090・1663・3671)。