民謡や尺八、三味線の教室「昭友会」(渡辺昭山会主)は8日、10回目の発表会を開き、会場の佐久平交流センターには延べで450人が来場した。
発表会は、会員の練習成果の披露やすそ野を広げることを目的に2年に1回開いている。今回は『新相馬節』や『相木馬方節』など約80曲を演奏した。ゲストの阿部金三郎さんと阿部銀三郎さん兄弟が、津軽三味線コンクールで日本一になった腕前を披露し、観客からひときわ大きい拍手が送られた。
渡辺会主(72)=佐久市岩村田=は「思ったより多くの人が来てくれて良かった。今後もできる限り続けたい」と話していた。