今年の「佐久バルーンフェスティバル」は3日から5日の日程で開いたが、悪天候のため競技は最終日の5日だけとなった。それでも3日間で22万5千人が来場した。
強風や雨で2日連続で競技が中止となったため、3日目は初めて競技時間を30分前早めた。事務局を務めた佐久市観光課は「SNSを活用した情報拡散と来場者の気球に対する理解度が増したことで、時間の問い合わせはなかった」とホッとしていた。この日は、佐久鯉まつりも同時開催。泣き相撲や新生児出世祈願なども行い、「こどもの日」にふさわしく多くの家族連れでにぎわった。
運営スタッフは3日間合わせて市職員や地域住民のボランティアなど約千人。中でも高校生は過去最高の20人が参加し、会場設営や駐車場整理、仮設トイレの清掃などでイベントの縁の下を支えた。来場者や競技関係者から「佐久はトイレが清潔に保たれていてとても気持ちが良い」といった評価も出ていた。

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