小諸市の芦原中(鹿取俊彦校長)の伝統行事になっている梅の収穫が13日行われた。全校生徒約4百人が参加し、500㌔を超える梅を収穫した。
梅の木は昭和45年に梅花教育の象徴として、同中前の道路沿いに約200本を植樹し、「梅林道路」と名付けた。老木になってきたこともあり、昨年50本の苗木を植樹し、今年も百本を植える予定だ。
鹿取校長は「学年が上がるにつれ梅を収穫することに込められた意味や梅花教育について考えるようになっている。学校の伝統行事とて大切にしていく」と話していた。
収穫した梅は保護者や地域住民に販売したほか、給食で梅ゼリーとして提供される。