ゲンゴロウやイナゴなど昆虫食を楽しんできた「げんごろう会」(込山惣治郎会長)は30日の例会で、設立時からの会員の三浦大助・元佐久市長や木内德雄・元収入役の卒寿と岩井和洲與志・元収入役の傘寿を祝った。
平成8年、当時込山さんが会長を務めていた中佐都青少年健全育成会の総会で、三浦大助さんが「ピンピンコロリの生き方のためには、昆虫タンパクが大切」との考えを披露。それを受けて込山会長がすぐ「げんごろう会」を発足させた。以来、県内で集めたカブトムシやコオロギといった昆虫を調理して味わってきた。だが、平成19年頃から食材の昆虫の数が減り材料の確保困難になったため、会の活動は年1回の普通の会食会に切り替えている。
90歳になった三浦さんは「病気もなく健康。あと10年は生きられる」と元気いっぱいにあいさつしていた。

さ・げんごろう会