小諸市芝生田区の多古神社の秋季例祭が8日に開かれ、小中学生の女子6人が浦安の舞を奉納した。
浦安の舞は20年ほど前までは小学6年生のみで行っていたが、少子化が進み、5年生も加わるようになった。今年はさらに5、6年生の踊り手が不足し、中学生3人が参加。先月から扇役4人と鈴役2人に分かれ、1回約2時間の練習を2回行ってきた。猿田悦子宮司が足運びや手の動きなどを指導し、経験のある中学生も指導を手伝った。猿田宮司は「回数は少なかったがしっかりできた」と話していた。
柳沢恵二区長は「低学年や中学年児童は多いが、高学年の女子が少ない。氏子や育成会、PTAとも話し合い、来年以降も継続するための対策を考えたい」と話していた。

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