地域住民が集まり、情報交換する「佐久しあわせ教室」(佐々木都主宰)は17日、佐久市臼田の清集館で今年初めての教室を開き、25人が参加した。
この日は、駒村重子さん=臼田=と、井出好栄さん=田口=がリーダーを務め、「みんなで楽しくお年玉交換会」と題し、参加者が持ち寄った手作り小物などの交換や、茶話会を楽しんだ。また、日本舞踊師範の西川智扇洲(早川満智子)さん=前山=ら4人が『槍さび』や『吟入り荒城の月』など祝いの舞いを披露し、会場は華やいだ雰囲気に包まれた。
同教室は発足40年。暮らしの知恵や情報を得たり、参加者が思いを伝えられる場になればと始まった。数年前までは、昼の部と夜の部の月2回開いていたが、参加者の高齢化もあり、安全面を考慮して現在は毎月17日の昼に開催している。
佐々木さんは「たわいもない話題だが、やってきたことは間違いではなかったと感じる。地域の拠り所として、これからも助け合って続けていきたい」と話していた。