佐久市協和のもちづき保育園(若林弘子園長)の年長園児50人が11日、石窯でピザを手作りして楽しんだ。
望月地区の4保育園が統合する前の昨年度、協和保育園時代にも行った行事。持ち運びできる石窯を所有する佐久市協和の「信州鉄平石」の清水朋聡社長と千恵子夫人が、同園に提案して実現した。延ばした生地に園児たちがトマトソースを塗ってタマネギやピーマンの具を乗せると、清水社長が持参した石窯で焼いた。
できたてのピザは次々と園児たちの胃の中へ。「タマネギもピーマンも大好き」と笑顔でほおばっていた。20日に卒園式を控える同園の若林園長は「巣立ちの前にとても良い体験ができた。この思い出をもって小学校でも頑張ってほしい」と目を細めていた。