21回目を迎えた「小諸市障がい者ニュースポーツ大会」は6日、小諸市総合体育館で開き、市の身体障害者福祉協会の会員35人のほか、千曲小や芦原中、小諸看護学校の児童生徒合わせて19人もボランティアと選手を兼ねて参加した。
小諸市体協と身体障害者福祉協の主催。大会は参加者を6グループに分け、▽フライングディスク▽ゲーゴルゲーム▽囲碁ボール▽ボッチャ▽フロアカーリング▽輪投げ―の6種目の合計点で勝敗を競った。一方で、大会は勝敗以外に体を動かす習慣づけや、障害者でも健常者と一緒にできるニュースポーツの普及などもねらいにしている。
身体障害者福祉協会の堀込兌夫会長(71)=和田=は「障害を持った人はなかなか運動する機会がないので、大会を通じて運動することに関心を持って取り組んでくれると良い」と話す。また観客席に誰もいない様子を見て、「今後は会員の家族をはじめ広く市民に大会の様子を見てもらえる手法も考えたい」と話していた。