「コロナ禍で苦労する店の役に立ちたい―」。小諸市芦原中の1年生はこのほど、市内の飲食店の情報を載せたパンフレットを製作。小諸市に寄付した。
同学年は今年度「地域を学ぶ」をテーマに学習。コロナ禍で体験学習は中止になったが、市内の14の飲食店を訪問し、テイクアウトした料理を昼食で食べるなどして「自分たちが地域に対してできることはないか」を考えた。
そうした体験を踏まえて、訪問した14の飲食店の情報を掲載したパンフレットのほか、ポスター、飲食店マップも製作。パンフレットは市役所に置き、先着順で自由に持ち帰れるようにした。
ポスター製作を担当した1年1組の山田久美子さんは「学習を通じて、地域の飲食店が食事を安全に提供できるように対策を徹底しているのが分かった」と話していた。