「地域の人に喜んでほしい」―。泉小学校3年1組(羽生美恵子担任・33人)は16日、特別養護老人ホーム「シルバーランドきしの」を訪れ、5月に開いた運動会で発表した沖縄の伝統芸能「エイサー」を入所者の前で披露した。
「私たちの踊りをもっと大勢の人に見てほしい」と、児童が訪問を希望。同施設はコロナ対策で面会を禁止しているため、入所者は施設の駐車場で踊る子どもたちの姿を窓越しで観賞した。
同施設の篠原秀則施設長は「コロナ禍で出来る事が限られる中、地域の人と交流できる機会を作ってもらいうれしい」と感謝。子どもたちの元気いっぱいの踊りを見た入所者からは自然と笑顔がこぼれていた。