小諸北佐久シルバー人材センターが3日から5日の3日間、新会員獲得や会員の就業機会拡大などをねらいに、小諸市糠地のみはらし交流館で開いた「健康食と郷土料理講習」には10人が参加。県栄養士会の会員を講師に、生活習慣病を予防する健康食や、おやきなどの郷土料理の作り方を学んだ。
県シルバー人材センター連合会が主催する「高齢者活躍人材確保育成事業」の一環。同センターは「入会者増に繋げるのはもちろん、既存会員でも、新たな技術を覚えることで受けられる仕事の幅が広がる」としている。ちなみに、7月にはハウスクリーニングを学ぶ体験講習も行っている。
料理講習では、健康維持のための料理の大切さなどを座学で学んだほか、同館のキッチンで学んだおやきやそばガレットといった料理の作り方を実践で体験した。
小諸北佐久シルバー人材センターは、小諸市と御代田町、軽井沢町、立科町の1市3町がエリアで、現在の会員数は607人。千人を超えることもあったピーク時より4割減ほどになっており、こうした講習会などを通じて、新規入会者の確保に努めている。