JA佐久浅間は6日、20日の両日、地域の小学生を対象にした「こどもクッキング」を道の駅ヘルシーテラス佐久南で開き、子どもたちが弁当づくりに挑戦した。
6日の企画には、小学3年生から6年生まで11人の子どもが参加。献立決めや買い出し、調理まで全ての行程を子どもの手で行い、「大人は手出しをしない」のがルールだ。3つの班に分かれた子どもたちは、ヘルシーテラスで購入した野菜や卵、肉などを使い、「卵焼き」や「たこさんウィンナー」などを調理し、弁当箱に詰めた。
佐久城山小5年生の中山愛尋(あひろ)さんは、卵焼きを手際よく調理し、出来映えに「星5つ!」と笑顔。「塩と砂糖の両方を少しずつ入れた。味も良ければいいな」。
「子どもに生きる力を養ってほしいという思いで企画した試み」とJA佐久浅間ふれあい広報課の原田里美課長。「子どもにはもともとそういう力が備わっている。それを引き出すきっかけになればうれしい」と話していた。