佐久市小田井の西屋敷集会場近くに、様々な木製のおもちゃを置き、それらを自由に手にとって遊べる「信州木のおもちゃ小さな美術館」が開館する。10月5日(土)にプレオープン予定。
オーナーは金澤実佐樹さん(49)=上田市=。同館は金澤さんの実家の空きスペースを活用した施設で、古民家風のあたたかな雰囲気が特徴だ。実家には、現役の大工として今も働いているという金澤さんの父親が現在も暮らしているが、「父親も子どもが好きで、美術館の整備に力を貸してくれた」と喜ぶ。
プライベートでは4人の子どもの父親でもある金澤さん。「木のぬくもりや香り、質感などを感じながら遊び、五感を刺激することで感性が豊かになるし、遊びながら高い学びと人間性を育んでほしい」と願う。また、「子どもたちが木のおもちゃで遊んでいる間、ママやパパたちはおしゃべりを楽しんだり、リフレッシュの時間にもなれば」と利用を勧めている。さらに今後は、「子ども食堂のほか、ヨガや英会話などのサロン会場としても活用したい」。
利用料は親子(親1人・子1人)で1時間3百円。佐久市と御代田の小田井と小諸市御影新田の人は百円引き。完全予約制。
詳細の問い合わせは金澤さん(電話090・6338・5572)。