県総合防災訓練は20日、小諸市の南城公園を中心に市総合体育館やこもろ医療センターなど8カ所で様々な訓練を行った。
県下各市が順繰りに当番を担当。今回は小諸市で、行政や消防、自衛隊、警察など110団体約2000人が参加した。一般の見学も可能で、見学者の駐車場にした文化センターから会場へのシャトルバスには、100人以上が並ぶほどだった。
南城公園内のプールや大栄小諸球場では、大雨による土砂災害などを想定した訓練を実施。災害特殊車両の展示や地震体験車などもあり、多くの見学者も訪れた。総合体育館では避難所開設訓練が行われ、段ボールベッドの組み立て体験のほか、小諸商工会議所青年部が考案した防災食が提供された。

土砂に埋まった家屋に取り残された人や孤立した人、水没した車の上に避難した人の救助訓練など、プール施設を活用して実施