小諸市千曲小の4年生(関口優杏担任・10人)で作る「みどりの少年団」は8日、小諸市の乙女湖公園の野鳥の森エリア内で、樹木伐採の作業を見学したほか、伐採した木材をのこぎりで輪切りにする作業を体験した。
現場は、持続可能な森づくりに向けた林業に取り組む「ディバースライン」が市と管理協定を結んでいる場所。この日は、ディバースライン代表理事の天野紗智さんらが、子どもたちに樹木を適切に伐採する意味や重要性を説明したほか、のこぎりの使い方などをていねいに指導した。
子どもたちは、慣れない刃物の扱いに苦戦しながらも木の輪切りに挑戦。切った木は今後の授業で活用するほか、家に持ち帰る児童もいた。また、現在はクラスを3グループに分け、少年団としての年間の活動を取りまとめる作業にも取り組んでいる。