ほんまち町屋館など小諸市本町を中心に、市町や大手、相生町、荒町、与良などの市街地約50カ所でひな人形や吊るしびなを展示する「北国街道小諸宿のお人形さんめぐり」が22日から始まった。3月9日(日)まで。
もともとは本町区の女性を中心とした実行委員が運営しており、20回目だった昨年度で一度は幕を閉じたが、「ファンも多いイベントだけに、何とか続けたい」と、こもろ観光局と小諸市、小諸商工会議所、地元区民らによる「りんどう会とその仲間たち」で実行委員会を構成してイベントを引き継いだ。
イベントが始まって以降、江戸時代の享保びななどを展示しているほんまち町屋館には、親子連れをはじめ大勢の人が人形を見ようと足を運ぶなど、町歩きをする市民や観光客でにぎわっている。人形や吊るしびなは、小諸市役所や市内金融機関などでも展示しているという。
あす3月1日(土)には、こもろ観光ガイド協会による「お人形さんめぐりガイドツアー」(午前10時半~12時半※要予約)、ほんまち町屋館で餅つき体験と振る舞い(午後2時半~4時)を行う。また3月2日(日)午前11時半から3時までは、市町の「脇本陣の宿・粂屋」で懸釜体験もある。懸釜体験の料金は千円。
問い合わせは小諸市観光案内所(電話0267・22・0568)。