岸野地区公民館(山浦良広館長)は5日、佐久市伴野の岸野農村環境改善センターで「岸野よいよい祭り」を開き、岸野小児童や岸野保育園児らが参加。子どもたちは、それぞれ手作りしたみこしを担ぎ、センター前の道路を練り歩いた。
地域の子どもたちの健全育成や、夏の思い出作りを狙いにしたまつり。以前は岸野商店街を会場に行っていたが、児童数減少や子どもの安全確保などを目的に会場を変更した。
登場したみこしは、小学生が4基、保育園児が2基の計6基。みこし練りは数十㍍の区間を何度も往復する程度ではあったが、子どもたちは「わっしょい、わっしょい」と元気よく大きな声でみこしを担いだ。
みこし練りの後は、同センター内でわたあめやポップコーンを味わったり、くじ引きや射的ゲームを楽しんだ。山浦館長は、「準備には苦労もあったが、子どもたちの歓声で全部報われた」と目を細めていた。