小諸市にアトリエを持つ昆虫写真家の海野和男さんの写真展「小諸の蝶と日本の蝶の故郷雲南省」が20日から、小諸市飯綱山公園の小諸高原美術館で始まった。8月17日(日)まで。
展示しているのは、海野さんが小諸市をはじめ東信地域で撮影した115種ほどの様々な蝶の写真。海野さんは「虫の中でも蝶が一番好き」といい、「小諸で見られる可能性がある蝶の写真を展示している」と話すほか、小諸市が保護動物に指定している「アサマシジミ」について、「今年は1匹も確認できていなく、絶滅が心配される。そんなことも感じながら作品を見てほしい」と来場を呼びかけている。
また、会場には「生きもの写真リトルリーグの予選通過作品や、「ネクストジェネレーション」と題した若手写真家の作品も並んでいる。
入館料は一般500円、小中学生と高校生は無料。期間中の休館日は28日(月)、8月4日(月)、12日(火)。問い合わせは同館(電話0267・26・2070)。