佐久市猿久保の「佐久創造館」はこのほど、同館を利用する団体などのステージ発表を中心にしたイベント「佐久の夏」を駒場公園で開いた。
イベントは今回20回目。公園内の野外ステージ「ギリシャ劇場」には30団体が出演し、ダンスや合唱など多彩な演目に、観客から大きな拍手が送られた。また、公園内にはハンドメイドやクラフト作家の作品を展示販売する「マルシェ」や、様々なキッチンカーも並びにぎやか。多くの家族連れが夏のひと時を楽しんだ。
「前日夜に大雨が降ったため、無事に開催できるか心配だった」と同館の共田茂さん。雨でステージに水がたまったため、既にステージの上にセッティング済みだった板をはがし、水を除去する作業をしてイベントに臨んだという。「コロナで活動を休止したり、会員の高齢化で解散した団体もいたため、昨年より出演団体は減ってしまったが、今年も盛大無事に開催できて良かった」と笑顔を見せた。