小諸市の▽市▽森山▽耳取の3区で構成する三岡地区区長会(会長・荻原白市区長)は20日、森山公民館で行政懇談会を開いた。三岡地区からは区長会役員や3区の民生委員、農業委員、小中PTA支部長など地元関係者と、小泉俊博小諸市長はじめ市理事者や地元選出の市議、県議など合わせて40人ほどが参加した。
年1回開いている取り組み。通称「桃会」と呼ばれ、市内で定例的に行政との懇談機会を作っているのは三岡地区のみという。この日は、三岡地区が今年6月、市のごみ減量モデル地区に指定され、「雑がみ」の資源化促進に向けて3区独自で進めていたオリジナル収集袋が完成したことから、参加者全員に袋を配布したほか、3区それぞれで行っているごみ減量への取り組みについて報告があった。
荻原会長によると、「雑がみ」の専用袋は、三岡地区の約1200戸に1戸3枚ずつ配布。荻原会長は「区民の意識を少しずつ変えていきたい。こうした“自分たちにできること”を考え取り組みことが脱炭素社会の実現に貢献できると信じている」とし、「いずれ同様の取り組みが小諸市内に広まっていけば」と話していた。

完成した三岡地区独自の「雑がみ」収集袋を手にする荻原区長会長