臼田小学校(荻原司校長)の4・5・6年生を対象に年間活動として取り組んでいる「クラブ活動」。中でも「昔遊び」をテーマにしたクラブは、地域の高齢者が講師となり、竹トンボづくりや川遊びなどを楽しんでいる。
「市販のものでなく、例え一部でも子どもたち自身が手を加えたもので遊びなどを体験させたい」と話す講師の井出和夫さん=下小田切=。このほど開いた今年度5回目の活動は、木材を活用した工作に挑戦した。
子どもたちは講師の助けを借りながら、5㌢×3㌢程度の手のひらサイズの木片に、絵や文字を書くなどしてアイデアあふれる作品を完成させた。中でも、4年生の青木琥翔(たいが)君は、自室の部屋にドアにかける札を制作。裏表で「在室」「不在」を示せる木札で、「木札の中に納まるように絵や文字を書くのが難しかった」。 次回の活動は、空き缶を材料にした「缶ぽっくり」を作る予定。「作ったぽっくりに乗って、校庭で競争もしたい」と井出さん。
ボランティア講師は次の皆さん。
井出和夫 鷹野正美
井出茂 畠山隆幸
酒井順一 小澤酉代