佐久市上平尾区と下平尾区、横根区の3区で構成する平根地区の年間最大級のイベント「市民運動会」は19日、平根小校庭で開き、3区から約300人が参加。様々な競技で勝敗を競いながらも、地域間交流を楽しんだ。
戦前から開いているとされる歴史ある行事で、3区合同の平根地区公民館(渡辺昌弘館長)が中心になって運営しており、渡辺館長によると「運動会を通じて3区の融和が図られている」という。
近年は高齢の参加者が増えており、体力が求められる競技は少なくなり、例えば一升瓶に、茶碗に入れた色付の水を少しずつ入れて満タンになる早さを競う「貯蓄競争」といった、技術やチームメイト同士の連携がカギを握る競技を増やしている。
また、平根地区には「平根村の歌」が伝わっていて、運動会の最後はこの歌をバックに、参加者全員で踊る「おおまどい」で締めた。

