佐久市上平尾の平根小はこのほど、秋の恒例行事「もみじマラソン」を開いた。
学校の近くの佐久スキーガーデン「北パラダ」で開く「平尾山もみじ祭り」の催しの一環で毎年企画している。1㌔、2㌔、3㌔の3つコースを設け、児童自身が「自分で走り切れる距離」を選ぶのがルール。1、2年生は距離の長い3㌔は選べないが、3年生以上は選択自由で、子どもたちは北パラダに設けた特設コースを力いっぱいに走った。
会場には大勢の保護者のほか、もみじ祭りの実行委員も応援に駆け付け、「頑張れ」の声援が飛び交った。コース別に成績上位者を表彰。2㌔コースで1位になった6年生の山口蓮人君は、「1位を狙っていた。念願のトップをとれた」と笑顔を見せながら、「これまでは最初から飛ばさないように走っていたが、今年はスタート直後から全力で走った。最後の大会でいい成績を残せて本当にうれしい」。