小諸高と小諸商業高の統合新校「小諸義塾高校」は、今年4月に開校する。新校舎と音楽ホール建設にあたり、大きな石が見つかったことなどによる施工手順見直しで工期が7月まで延期することになったが、4月6日(月)に開校式と始業式、翌7日(火)に入学式を、いずれも小諸市文化センターで行う予定だ。
小諸義塾高は、全日制が普通科(定員120人)、ビジネス科(同120人)、音楽科(同40人)の単位制高校で、定時制(商業科・定員40人)も置く。教育課程の柱は▽地域と連携した学び▽学科・教科横断型の学び▽本物に触れる学び―の3つ。
改修にあたり北校舎と南校舎はおおむね完成し、教室などの引っ越しも進んでいる。現在工事中なのは、大体育館と新校舎、音楽ホール。このうち体育館は3月末までに完成の見通し。新校舎と音楽ホールは工期延長するため、4月の入学式以降も7月までは2校の既存校舎で授業を行うことになる。工事の影響で校庭がかなり荒れてしまったが、これは7月の竣工後、学校の夏休みなどを活用して県が整備するという。
また、新校では「地域との連携」に力を注ぐ。校舎内に自治体や地元企業、医療福祉機関、大学等の多くの関係機関と連携を進めるための「小諸共学共創コンソーシアム」を設置し、コーディネーターを置いて各機関が良い形で連携できる仕組みを構築する計画だ。
新校開校にあたり、小諸高の栁澤弘蔵校長は「『探究』を中心に、自分が楽しいこと、好きなことに徹底的に浸る学びを推進したい」とし、小諸商業高の坂口健之校長は「生徒がチャレンジしたり、交ざりあうことに積極的になれる学校づくりを目指す」としている。
ちなみに、3月7日(土)の午前に小諸高、午後に小諸商業高で、それぞれ閉校式を行う予定。

既存校舎の改修はおおむね終了。写真は職員室のフロアで、部屋ごとのドアなどがない開放的なつくりになっている