昔ながらの機織りの文化を伝える活動をする「ぼろ織りを伝えていこう岩村田宿の会」(岩崎泰治会長)は6日、城山児童館で子どもを対象にした機織り体験会を開いた。
役目を終え、地域に眠っている古い機織り機を修理して活用。児童館に集まった子どもたちが、同会の岩崎会長の指導で機織りを体験した。佐久城山小2年の金子るいちゃんは、「初めての体験。難しかったけれど、トントンという音がしてワクワクした」とにっこり。
定員は既にいっぱいだが、今回の体験を踏まえ、7月と8月に合わせて5回の機織り教室を開講。最終回の8月16日には、教室で織った作品の発表会も行う予定という。
なお、今企画は、日本の伝統文化の継承や発展をねらいに文化庁が行う事業「伝統文化親子教室事業」の一環で開いている。