43連3400人の絆つなぐ市民まつり「みこし」
小諸の夏祭りシーズンの到来を告げる市民まつり「みこし」は15日に開き、子どもみこし21連、大人みこし22連の総勢43連、約3400人が55基のみこしを繰り出した。「ヨイヨイ」「ワッショイ」などの掛け声を響かせながら、市街地を練り歩いた。
45回目を迎えた今年は、参加連の運営委員会が中心になって実施。来月5日(土)には「ドカンショ」を開く。

こ・市民まつり(子どもみこし)

元気のいい掛け声と共に、威勢よくみこしを持ちあげるパフォーマンスを本部席に見せつけた本町子どもみこし連

 

 

 

 

 

 

 

 

伝統の儀式 各所で熱気に包まれた「祇園祭」
伝統の祇園祭は、健速みこしと天王社みこしが勇壮な練り歩きを披露した。
祇園祭は毎年「13日に近い日曜日」に開いている。今年は例年よりも遅い16日となり、佐久市の岩村田祇園祭と日程が重なり「人出に影響が出るのでは」と心配する関係者もいたが、各所で披露した伝統の儀式は市内外から訪れた人たちで埋め尽くされた。

こ・天王社神輿

【天王社みこし】青木神社の鳥居を勢いよく駆け抜けると、周囲の見物客からは大きな拍手が巻き起こった

こ・健速神輿

【建速みこし】神事の後、36人の担ぎ手が行う「宮出し」を見ようと社殿の周りには多くの見物客が集まった