遊休農地を活用したそば栽培を行っている「小諸・高峰森の会」(小林邦太郎理事長)は4日、布引温泉こもろで「新そばまつり」を開いた。
同会は小諸市内各所に合わせて9㌶の畑を借りてそば栽培を行っており、今年は「例年並み」という約8㌧を収穫。この日は、同会会員による手打ちそば5百食を販売した。
そば畑は持ち主に賃貸料を払う形で借り受けているが、「手付かずで荒れさせておくよりも良いと、最近は農地を貸したいと申し出る人も増えている」と同会の小林理事長(80)=御影=。ただ、「これ以上借りるには、人手が足りない状況」。
なお、同会は毎週土曜日に御影の会事務所でそば打ち教室を開講している。時間は午前9時から昼12時までで、参加費は1300円(そば5百㌘の持ち帰り付)。「会にはそば打ち名人がそろっているから安心して」と、初心者の参加を歓迎している。問い合わせは小林理事長(電話090・4661・1411)。