小諸市公民館主催の「こもろシニア教室」が19日に閉講した。今年は年14回の講座を皆勤した11人が表彰を受けた。
仲間づくりや生きがいを見つけることなどが目的で、もともとは「老人大学」の名称で40年以上前に始まった。運営は参加者代表で作る運営委員会(牧野和人委員長)が担当。年間を通じて市政や交通安全、小諸の歴史など様々な分野について学んできた。
今年度は60~90代の230人が登録。このうち2年連続で約50人の新規登録があった。最も多い世代は75~84歳で83人。登録者全体の8割が女性だ。
60歳の時から25年間参加を続けている原田幸子さん(85)=原村=は「教室を通じて友人も増えたし、出かける楽しみが増えた。今後も体力の続く限り受講したい」。