佐久市野沢で衣料と雑貨を販売するササエヤ(出浦文子店主)は、3月4日(日)まで「古雛・古作押絵雛まつり」を開いている。金襴緞子の十二単衣をまとった享保びなや江戸期の古今びなのほか、松本地方で作られた横40㌢ほどの押絵びななど約150点を展示している。
ひな人形は、文子さんの夫・亮三さん(81)が30代の頃から集めている物。商店街に人が行き来するきっかけになればと展示を始め、今年で4回目。「布の質感や刺繍、かんざしの細工など、手にとってゆっくり見てほしい」と、今回はひな壇を低く設置した。
時間は午前10時から午後6時。27日(火)定休。問い合わせは同店(電話0267・62・0016)。