北国街道沿いの商家や蔵などを会場にした「信州小諸城下町フェスタ」は、21日から25日まで開いた。
「小諸市の歴史ある建物を残したい」と始まったイベントで、本町から市町周辺にかけての建物や小諸駅隣の停車場ガーデン、本陣主屋など13カ所で、カフェを開いたり地元作家の様々なアート作品を展示した。本町のギャラリーつたやでは、市場で仕入れた昔の着物などを選んで展示し、訪れた人は懐かしそうに眺めていた。
今年は、「子どもが楽しめる場所も作りたい」と長野大の学生が中心になって昔の遊びを体験する「こもろっ子王国」も開催。初日はあいにくの雨だったが、訪れた子どもたちは、輪投げやヨーヨーすくい、射的、割り箸鉄砲作りなどを楽しんだ。