小諸市千曲保育園(柏木恵美子園長)で長年使って老朽化していた餅つき用のうすがきれいに補修され、「うすどん」として生まれ変わって同園に仲間入りした。
同園では毎年餅つきを行っているが、30年以上は使ってきたとみられるうすが色も黒くなるなどしてきたことから、職員で対策を話し合う中、同園主任の金沢泉さんが知人だった木材販売・加工の「マルナカ」の高橋進一さんに相談。高橋さんはほぼ1日がかりでやすり掛けして黒さを落としたほか、植物性の油を吹き付けてコーティングした。
また、ただ補修しただけでなく、うすに目と口を塗装して「うすどん」と名付けて園に持ち込んだ。高橋さんは「顔を描いたのは大人の遊び心。子どもたちが純粋に反応してくれてうれしい」とにっこり。
同園では11月1日(木)、「うすどん」として初めての餅つき大会を開く予定だ。