県防犯協会連合会と県警が主催する今年度の「防犯ポスターコンクール」で、中込小5年の百瀬駿君(11)の作品が最高賞の知事賞を受賞した。百瀬君は「自信を持って出した作品なのでとてもうれしい」と喜んでいる。
受賞作のテーマは施錠の大切さを訴える内容。「カギをかけよう」の言葉と、鎖に繋がれた家、車、自転車、カギの絵が描かれている。施錠をテーマにしたのは「ニュースなどでカギをかけずに被害にあう事件が多いことを知った」のがきっかけで、「しっかりカギをかけて被害にあう人が減るといい」との願いを込めた。
百瀬君は昨年度、防火ポスターコンクールでも賞を取っており「絵を描くのは大好き」とにっこり。今回の受賞作は全県に展示される「防犯カレンダー」にも掲載されていて、「少し恥ずかしいけどうれしいです」。
防犯ポスターコンクールは小学4年から中学3年が対象。県内22署から今年度は8528点の応募があった。佐久署管内では828点の応募があり、本選へ推薦するため10作品を選出。全作品が特賞から金銀銅賞まで含む何らかの賞を取っており、「今年度は最高の結果」と喜んでいる。