佐久市高齢者大学と大学院の修了式が13日、佐久市猿久保の市民創錬センターで行われ、大学生181人と大学院生20人が卒業した。
今年度で40年を迎えた同大学は、65歳以上の市民が対象。今年も5月から、佐久市の歴史などの講義や盆栽やダンス、書道などの実技を学んできた。大学院では、地域や団体活動のリーダーとして必要な知識や技術を修得するため、地球温暖化などの講座を年11回にわたり学んだ。
今年度の最高齢は大学院の大森一郎さん(94)=協和=。皆勤賞は大学が47人、大学院が10人だった。
学生自治会長の堀篭絹代さん=野沢=は「講座はどれも楽しく意義のある時間を過ごせた。今後も心身共に健康に注意し、目標を持ってさらに学んでいきたい」と意欲を述べていた。