県シニア大学の卒業生で作る「歴史街道を歩こう会」(大井昌実代表)が7日、臼田商店街にハボタンのプランター70個を設置した。
ハボタンは同会や臼田小6年の児童、佐久平総合技術高3年生らが種から育ててきたもので、一つのプランターに3株が植えてある。また、小学生が「皆で頑張ろう」「地元愛」「コロナで大変な中にぎやかできれいな臼田商店街をつくってくれてありがとう」といったメッセージを書いたネームプレートを添えた。
この日は地域住民らも集まり約70人が作業した。ハボタンは来年3月ごろまで楽しめるという。水やりなどの世話は各商店が行う。大井代表は「小学生からシニア世代までの世代間交流もできたし、商店街を活気づけられると思うので、今後は佐久地域で実施していきたい」と話していた。
同会は40人ほどの会員がおり、佐久地域の歴史街道歩きのほかに年1回は清掃活動をしている。