浅間中学校の美術部が共同制作した絵画作品が、絵具などを扱うメーカー「ターナー色彩」主催の絵画コンクールでグランプリを受賞した。
同コンクールは「共同作品」を対象に毎年開いていて、今回の応募総数は712点。浅間中美術部の受賞作はタテ4㍍・ヨコ12㍍の大作で、昨年6月から約4ヵ月かけてコツコツ制作を進めたという。
同部前部長の木内稜さんは、「昨年も入賞しているので、今回はグランプリをとるぞという意気込みで制作してきた」と話す。「受賞を聞いた時にはまず驚いたが、頑張りが認められたようでうれしかった」。
受賞作は、生徒会スローガンの「虹光~鮮やかな煌めきを~」をテーマに描いたもの。木内さんによると、「海中を泳ぐ魚を人に例えて、海面にきらめく光(希望)に向かって、魚たちが船を導いていく様を描いた」という。