小諸市与良の水田でアイガモを使った米作りが始まった。
一昨年からコメ作りを学んでいる市民有志のグループ「米米倶楽部」(武藤千春部長)が昨年から行っている取り組み。水田は約300坪で、与良の小山美直さん(75)から借りている。
「アイガモ農法」は水田にアイガモを放すことで、水草を食べたり、動き回ることで田んぼが濁り、雑草が生育しにくい状態になって農薬を使わずに済むなど多くのメリットがある。一方で朝夕にアイガモを水田に放したり、小屋に戻す手間がかかる。
18日には水田に隣接する野岸幼稚園の園児約50人を招き、アイガモを放すイベントを行った。生後3週間ほどの幼鳥がよちよち歩く姿に園児たちは「かわいい」「小さいけど頑張って」と声を掛けていた。
同倶楽部の小山剛・部長代理は「昨年取れたコメはとてもおいしかった。アイガモは、成長するとイネも食べてしまうので、8月頃に水田からは引き上げて、秋頃には命あるものをいただく大切さを学ぶため、調理して食べる」と話していた。